弁護士費用と民事法律扶助

民事法律扶助という言葉をご存知でしょうか。法テラスに相談に行ったことのある方なら、あるいは見聞きしたことがあるかもしれません。

これは、弁護士に問題解決を依頼したいけどお金がない場合、肩代わりをしてくれるシステムのことなのです。もちろんこれは一時的な立て替えですので、後で依頼人が分割して返済する仕組みになっています。費用がそこそこかかるけど、収入が少ないなどで一度にまとまったお金を払えないような場合には、大変便利なシステムといえます。

このシステムは、2006年10月1日までは、法律扶助協会という組織によって行われていましたが、同年10月2日からは、日本司法支援センター、つまり法テラスにその業務が引き継がれ、現在に至っています。

援助の対象は、収入が一定の基準を満たさない人となっており、援助内容としては、まず代理援助というのがあって、一時的な立て替えもこれに含まれます。その他にも、書類作成援助や法律相談援助というのもあります。

法律相談援助というのは、いわゆる法テラスの無料相談です。立て替えの金額を返済する場合は、無利子で月々5000円から1万円を返済することになります。また中には、民事法律扶助の対象でなくても、生活保護申請、あるいは外国人のオーバーステイのように、別の形で援助を受けられるものもあります。

また民事法律扶助を受けられる条件として、経済力以外に、その裁判に勝てる見込みがあるとか、債務整理で免責が受けられる見込みがあるといったものがあります。扶助そのものは法テラスや、法テラスと契約している弁護士や司法書士の事務所で利用可能です。